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タバコのうつ病への影響の話

タバコはうつ病にいい?

昔はタバコ吸ってましたけど、TASPOカードがめんどくさいからタバコをやめて10年以上たちました。

先日20年来の友人たちと楽しくお酒を飲んだんですけど、友人たち3人はみんなタバコを吸うんですね。わたくしはもう全く吸いたいと思うことはなくなりました。たまに吸いたいのは乳首くらいっていう。

なんですけど、友人がちょっと珍しい葉巻タバコ、リトルシガーってのを吸ってたので一本もらって10何年かぶりに吸ってみたんですけど、美味しいんですよこれが。

タバコ吸ってると、自分が呼吸していることを実感できるし「生きているんだ」ってのを確認できるから、ある意味メンタルにもいいのかなー?なんて思って調べて見たら、意外な資料が見つかりました。

タバコはうつ病に影響がないって話

コペンハーゲン大学病院の研究によりますと、喫煙はメンタルヘルスによくないもの=統合失調症やうつ病の原因なっているんじゃないの?と仮定して、喫煙で代表的な病気の慢性閉塞性肺疾患(COPD)との関連と比較して、20~100歳のデンマークの一般の人6万3,296例(非喫煙者2万3,282例、喫煙者4万14例)について調べてみたそうです。

その結果は以下の通りだそうで

・喫煙者では、rs1051730遺伝子多型のヘテロ接合体およびホモ接合体キャリアである場合、非キャリアと比較して喫煙強度が高かった。
・さらに、現喫煙者のホモ接合体キャリアでは、非キャリアと比較して抗精神病薬使用リスクが高かった(オッズ比[OR]:1.16、95%信頼区間[CI]:1.02~1.31)。一方、非喫煙者における同様の比較ORは、1.07(95%CI:0.87~1.31)であった(相互作用のp:0.60)。
・また、統合失調症のORはそれぞれ1.60(0.74~3.47)、1.02(0.11~9.10)(相互作用のp:0.85)、抗うつ薬使用のORは1.02(0.93~1.13)、0.99(0.85~1.15)(相互作用のp:0.87)で、うつ病ORは0.85(0.66~1.10)、1.26(0.87~1.83)(p相互作用のp:0.30)であり、COPD発症のORは1.31(1.16~1.47)、0.89(0.58~1.36)(相互作用のp:0.16)であった。
・一般集団の現喫煙者における統合失調症および抗精神病薬使用のrs1051730アレルでみたORは、各々1.22(95%CI:0.84~1.79)、1.06(1.00~1.12)であった。
・Psychiatric Genomics Consortiumにおける検討では、現および非喫煙者を含めた統合失調症のORは、1.06(1.00~1.12)であった。

ちょっと難しい専門用語がバンバン出てきて理解し難いんだけども、ようするに「喫煙は、統合失調症の発症に影響しているようだが、うつ病には影響しないようだ」という見解なんだそうです。

比較調査では、タバコがうつ病に影響しないってのは意外な結果ですよね。百害あって一理なしなイメージだったけど多少は大丈夫なのかな。

とはいうものの、ニコチン中毒やタバコに対する依存度が高いと、タバコそのものの害よりも精神的な負担が大きくなりメンタルにもやばいと思うので、控えめにした方がいいとは思います。

でも「うつ病なのにタバコ吸うなんてわいはダメな人間や」って悲観しなくてもいいってことが科学的に証明されているので、うつ病で愛煙家の方には朗報ですね。

というわけで、タバコ以外にも生活習慣や嗜好品なんかでうつ病に影響あったりなかったりするの?って話題を紹介しますので、もしよかったあわせて読んでみてくださいね。