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WEBデザイン 考えてること

webデザイナーになるために身につけるスキルはたくさんあった方がいいって話

2019年10月6日

Webデザイナーってきくと、デザイナーだし流行りのWeb業界だし横文字でかっこいいし、絵を描く仕事だからセンスもいいと思われているフシがあって、実際そういう風に勘違いされてアート作品的なものを求められることも少なくない。

実際絵を描くか描かないかで言えば「描く」ことは多いが、それだけではない。
絵を描くという作業的な意味合いでデザインをするのなら、それはグラフィックデザインの範疇であって、もっと厳密に言えばグラフィックデザイナーの仕事としても一部の作業にしか過ぎないのかもしれない。

「イラストや絵を描くのが得意」な人が、HTMLを少し勉強して素人レベルのWebサイトを制作して、自称「Webデザイナー」を名乗っている人を何人か知ってるけど、当然それだけで飯は食えていない。
ココナラやクラウドソーシングサイトに登録して仕事依頼を待ったり応募したりしているが、実際受注できているという話はきかない。
結局他のバイトとかして生計をたてているらしい。

とはいうものの、現役のWebデザイナーとして今ではフリーランスとしてお仕事いただいている私自身も、最初から全てできたわけではないし、少しずつスキルを身につけて現在に至っているので、時間はかかるかもしれないけど最初からWebデザイナーになるのを諦めろとかいうわけではない。

Webデザイナーに「センス」は必要ない?

よくある勘違いがデザイナーに必要なのは「センス」というもの。

確かにある程度のセンスは必要だけど、それはWebデザイナーに限った話ではない。

プログラマーにはプログラミングセンスが必要だし、営業職の人も交渉術やなんかのセンスが必要、コンビニバイトだってマルチな作業を効率的にこなすセンスがあったほうが圧倒的有利なように、どんな仕事にも「センス」っていうのは多

 

かれ少なかれ必要ではあるし、それらセンスは実作業の中で磨かれていき育っていくものだから、そもそも「センス」を気にすること自体ナンセンスとも言える。

さらに言えば最低限必要なスキルは、ほとんどの人がすでに身につけている。

Wordなど文書作成ソフトやエクセル・パワーポイントなどでなにかしら文書を作成する時に、タイトル・見出し・本文の文字の大きさを調整したり、太字にしたり色を変えたりして、相手に対して「読みやすい」「理解できる」形に整形するのは、すでにデザインのスキルの出発点でもある。

それがグラフィックデザインになると、文字の書体を工夫し、伝えたいイメージの色を選択し、適切なイラストや写真を使用したりする。
普段目にしている広告やポスターなどのデザインにもなぜそのデザインになったのかという理由があり、それを意識して実際にデザインを勉強して実践することでグラフィックデザインのスキルは身についていく。

Webデザインだと、視覚に訴える以外に、サイト全体がわかりやすいナビゲーションの設計や、クリック・タップできるボタンの形状デザインや配置の工夫など、ストレスなくサイトを閲覧できるように設計するという風になってくる。

それらデザインの正解・不正解は自分が普段から目にしているサイトなどから無意識的に脳に刷り込まれているはず。

「このサイトは見やすい」「このサイトはわかりにくい」と思ったことがあるはずなので、その理由を考え実践していくことでWebデザインのセンスは磨かれていくもの。

デザインは感覚的なものと思われがちだが、実際はそこに告知したい内容や伝えたい目的や解決したい問題があってそれを様々な手法を用いてクリアしていくもので、「なぜこの書体なのか」「なぜこの色なのか」「なぜこの大きさなのか」「なぜこの配置なのか」というのに全て説明可能な理由があるべきで、とても理論的なものである。

ということは、そのデザインが説明できないものであれば、そのデザインは不正解ともいえる。

 

+αのスキルを身につける

Webデザイナーの仕事にはどれだけのことがあるのか。
例としてある1件の小規模サイト(トップページ・会社概要・お問い合わせの3ページ構成)の場合。

・サイトコンセプトや構造、デザインイメージ、予算などヒアリング
・サイトマップ作成、デザイン案のたたき台作成
・見積書の作成、折衝
・ドメイン名の選定、ドメイン取得代行
・レンタルサーバー等の選定・設定代行
・ラフデザインの作成、ワイヤーフレームの作成
・HTMLコーディング
・お問合せフォームPHP制作
・テストサイト設置、PHP動作確認

ざっと挙げただけでこれくらいの作業が発生するが、他にもメールアドレスの設定なども頼まれるし、HTMLコーディングといってもCSSやJavaScriptもコーディングが必要になるし、TwitterやFacebookなどのAPI連携などもいるケースも有り、SEO内部施策なんかはやって当たり前のことである。

見て分かる通り、デザインやHTMLまわりのことよりも、デザイン前段階のことやWebに関連する様々な業務のほうが多い。

つまりWebデザイナーは、Webの見た目をデザインするのではなく、Webサイト全体を設計する職業とも言える。

会社やデザイン事務所などの組織であれば、それぞれ専門職で分業するケースになるけど、営業職がクライアントと折衝したり見積を作成するにしてもWebデザイナーと打ち合わせして金額を算定するし、プログラマーがPHPで制作するにしても仕様を作成して伝えるのもWebデザイナー。

結局総合的にそのサイトの制作の流れを管理するのがWebデザイナーである。

大きな組織になるとそれぞれの作業が
・プロデューサー
・ディレクター
・デザイナー
・コーダー
・プログラマー
などなど役割分担されて行われるけど、実際の現場では「ディレクター兼デザイナー」「コーダー兼プログラマー」「デザイナー兼コーダー」というように兼任になることも少なくない。

また、下請けの案件などでは「グラフィックデザインのみ」や「コーディングのみ」といった作業もあるので、必ずしも全てのスキルがWebデザイナーに必要というわけではないが、それぞれのスキルを少しでも身につけておけば、円滑な仕事のやり取りもできるし、必要とされる存在になる。

自称Webデザイナーから頼れるWebデザイナーへ

だからといって「Webデザイナーとはこんな仕事です」と訴えたとて、それを理解してくれるクライアントはIT関連のところ以外は少ない。
結局Webデザイナーに限った話ではなくIT関連に従事する人にはあるあるかもしれないが、Webデザイナー等に対しては、「Web」や「パソコン」に関するありとあらゆる知識を求められることが少なくない。

・レンタルサーバーの種類や料金
・ドメイン名の種類やルール、取得設定方法
・SQLやデータベースに関する知識
・SEOについて
・WindowsやMacのネットワーク設定
・おすすめのパソコンやプロバイダ
・スマホの操作方法
・エクセルの関数

などなど、もう全然関係ないことまで聞かれたりする例も挙げればきりがないが、クライアントからしたらインターネットやパソコンに強い「ITなんでも屋さん」みたいに思われるフシがある。

しかし、例えばエクセルの関数やエクセルの操作関連にしても、お客さんからエクセルデータで支給された売上推移のデータなどを関数で計算してグラフを作成して、その計算結果やグラフを会社概要のコーポレートデータに使用したりといった場面もある。

SEO関連にしても、自社・自店舗サイトを表示させるときにyahooで検索して検索結果のリンクをクリックして表示させるという人も意外と多い。
そのような人に対して最低限自社名での検索でトップに表示させるようなSEO施策が必要で、トップに表示されないと「なんで?」って聞かれる場合もある。
ドメイン名の文字数などのルールやメールアカウントに使用できる文字なども知らなければ、「できませんでした」ってことになって信頼を落としかねない。

というように、インターネットやパソコン関連の知識というのは多かれ少なかれWebデザイナーという仕事に関わってくるものがほとんどなので、専門的に深いところまで精通する必要はないけどある程度受け答えできたり、知らないことでも調べて解決することで後々役に立つ場面がくる。

WebデザイナーはHTMLだけではない

このように、WebデザイナーだからといってhtmlやCSSなどのスキルがあればなりたつというわけではなく、いろんなスキルが必要になり、それらは経験の中で必要に迫られて身につくものもたくさんある。

こういったケースはもちろん他の職業の方も一緒で、電気工事の仕事をする人なら家屋や建物の中に入って作業することもあり、建築物の構造について熟知する必要もある。

htmlやCSS、JavaScriptなどのスキルだけなら、「コーダー」を目指すほうがよいかもしれない。
しかし、コーダーになるとしてもhtml,css,JavaScript,PHP以外にも、WordpressやEC-CUBEなどのCMSのコーディング知識や、LarabelなどMVCなどで使われるSymphonyやTwigなどの知識や経験も後々必要になってくる。

全てを身につけてからWebデザイナーになれというわけではないが、「職業はWebデザイナーです」と胸を張って言うためには経験を積んでこれらの知識を少しずつでも身につけていくということが必要になるということ。

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