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首吊り自殺の仕組みと方法-なぜ確実なのかという話

2019年3月15日

自殺,首つりイメージ

確実と言われもっとも有名な自殺方法といえば「首吊り自殺」。

毎年日本人の自殺者は30,000人くらいですが、その半数以上、およそ15,000人もの人がが首吊り自殺を選択し、自殺を遂行しています。

 

確実な自殺方法「首吊り自殺」とは

縄一本という手軽さ

道具は縄や紐、紐状のものであればなんでも使えます。

ただ、なるべく柔らかく首にピッタリとフィットするもので、電気コード、包装用のヒモ、USBの充電ケーブル、ベルト、シーツ、タオルなど、首に巻きつけることができるもの。

ドラマに出てくるような縄じゃなきゃいけないわけじゃないので、様式にこだわる必要はないです。

百貨店などの包装用のビニール紐でも、100kg程度までの体重なら支えるのに十分な強度をもっています。

ホームセンターで売ってるようなビニール紐でも充分な強度がある。

これが、針金などの切断力があるものだと、首を切り落とすこともあります。

座ったままでも実行可能

通常首吊り自殺といえば高い木の枝などにロープをくくりつけ首からぶら下がっている姿を想像するけど、縄や紐をかけるのは折れやすい木の枝などでなければどこでも実行可能。

中学1年生の少年が本棚に5寸釘を打ち付けて首吊り自殺をしたという例もあります。

そして、自分の身長より高いところからつりさがる必要はなく、座ったままでも実行が可能です。

図のように、足やお尻が床についていても首吊り自殺は完遂してしまいます。

座ったままでも実行可能な自殺方法

なぜかというと、首吊りの死因は首を締め付けられて窒息死すると思われがちですが、実際はそうではないからです。

首吊り自殺の理論は、脳へ血液を送る頚動脈と椎骨動脈が締め付けられて脳への血流が滞り脳が酸欠状態となって死に至るものになります。

気道は締められないので呼吸困難とまでいたらず、むしろほんの一瞬で意識を失うので呼吸困難の暇もないといわれています。

脳に血液を送る動脈は2種類あり、「頸動脈」と脊椎のわきを骨に保護されながら上っていく「椎骨動脈」で、例えば首を締める場合だと頸動脈は塞がれるが、骨で守られている椎骨動脈ふさがれず、脳への血流は止められないので、死因としては窒息死になるけど、首を吊る場合は斜め上方向から首が引っ張り上げられて角度がつくために、頸動脈と椎骨動脈の両方が同時にふさがれ、瞬時にして脳への血液供給が絶たれ、意識を失うということになります。

脳へ血液を送る頚動脈と椎骨動脈が締め付けられて脳への血流が滞り脳が酸欠状態となる

その差は死体を見ればよくわかり、首を絞めた死体の多くは椎骨動脈による脳への血流は続くのに、逆に脳から血液を送り出す頸動脈はふさがれているので顔が紫色に鬱血してるが、首吊りの場合はそのような鬱血の状態がほとんどみられない。

X Japanのギタリストで人気のソロアーティストでもあったHideも事故死ということではあるがタオルをドアノブにかけそこに首をつった状態でなくなっていたということなので、自殺の意思なくても簡単に死に至ることもあるという証拠です。

首を吊る高さ

首を吊る場合、血圧が170mmHgの人であれば頚動脈は3.5kg、椎骨動脈は16.6kgの力で塞がれます。

足が床について曲がっている程度であれば全体重の70〜80%くらいの重量が首にかかります。

膝が床についた状態でも全体重の20%くらいの重量が首にかかるので、例えば体重60kgの人であれば約12kgの力がかかるので頚動脈は完全に塞がれ、椎骨動脈は完全塞がれるわけではないので、わずかながら脳に血流があるが、時間の問題で脳は酸欠状態となりいずれ失神状態になります。

つまり、首にかかる力が体重の20%程度だったとしても、首にきちんと角度がついてさえいれば、完全に身体をぶら下げた状態でなくても死にいたることはあるということなので、足が床についていても座った状態でも首吊り自殺は完遂できるということ。

お尻や背中が床についていた例もあるそうで、高さが30cmあれば十分だという説もあります。

欧米ではむしろ足が床についた状態の方が多いという説もあります。

充分な高さのない自分の家などでも、ドアのノブでも充分可能であり、階段の斜面を使うといった方法もあるし、とにかくどこかにロープをひっかけることのできる30cm以上の高さと十分な強度があれば自殺可能な環境にあるので「自室にいるから自殺の心配はない」とは言えないということになります。

一瞬で意識を失う

首吊り自殺の未遂率が極端に低い要因が、短時間で死へといたるからです。

およそ10数分間誰にも見つからなければ、自殺としては完遂してしまいます。

法医学者の研究では、首を吊るとすぐに意識が遠のき、手も足も動かそうとしても動かず、しかもこの過程でまったく苦痛がないことが明らかになっており、これはすでに医学界では常識となっています。

東京で演出家が見物人の前で首吊りの演技をしてみせたところ、腰をおろしたとたんに意識を失いそのまま見物人の前で死んだという事件があります。

ある法医学者は首吊りの苦痛を体験しようとしていつでも踏み台に戻れるように準備し、踏み台から足を外した途端に失神してしまい、かろうじて居合わせた同僚に助けられたという例もあり、同様の体験例はたくさんあります。

電気コードで首をつって助けられた未遂者は、「頭がぽわーんとしてなにもわからないうちに意識がなくなった。息ができなくなって苦しいとか痛いといった感じはなかった」と語っています。

また、高さのある場所での首吊りで勢いをつけてぶら下がって首関節を脱臼してしまうケースもありその場合はその一瞬で心停止・呼吸停止に至るそうです。

首吊り死体は汚い?

死に至るには確実と言われる首吊り自殺の欠点としてよく言われるのが、死体の見た目がよくないということです。

たしかに、失禁したり射精したりすることがあります。

喉を締め上げられるため、下が飛び出しよだれが流れ、顔は鬱血して紫色に変色し、さらに目玉が飛び出すなどとも言われるが、ここまでひどいケースはめったにはありません。

死後何日もたっていないと目玉が飛び出すことはないし、舌も歯にひっかかれば突き出ないので、「こういった状態になることもある」という程度。

首吊り死体を写真で見ると、ほとんどがダラ~ン・ブラーンとした状態で、生きている状態とほぼ変わりません。

前述したように脳への血液供給はすでに遮断されているので、顔も鬱血していない場合がほとんどであり、見た目がよくないとは言うものの、ビルからの飛び降り自殺や電車への飛び込み自殺でバラバラやぐちゃぐちゃになった死体に比べれば格段にキレイな死体と言えます。

首吊り自殺に失敗した時のリスク

1985年に歌手のフランク永井氏が首吊り自殺を未遂しています。妻に発見され救急車が到着した時には意識不明で呼吸も脈もなく、病院に搬送された時には瞳孔が開き昏睡状態だったそうです。

しかし奇跡的に一命を取り留め4〜5日後には意識を回復し、1ヶ月後には少し話せるようになり、その後徐々に回復はしていったものの、見舞いに行った人や妻を識別できず認知症と近い状態であったという。

すなわち脳が酸欠状態に陥って大きな損傷を負ってしまったものであろうと思われます。

失敗してしまうと生きるのにも辛い状態が続き、自殺未遂者として周りの人間からは差別的な目で見られるし、再度自殺を図らないかと監視の目でもみられます。

それどころか、脳に損傷を負う後遺症が残ると、自殺を図ること自体困難でありしかも生きることも困難という、非常に辛い現実が待っているということになります。

首吊り自殺未遂は、1年以内に首吊り自殺を成功させる

また、いざ実行にあたって怖くなり躊躇して首吊り自殺未遂に終わってしまうことも多々あると思うけど、首吊り自殺未遂歴のある人は、1年以内に再度首吊り自殺を実行し成功するという研究があります。

スウェーデンのカロリンスカ研究所による研究で、わかったそうです。

研究グループは、いろんな自殺の未遂・失敗に終わった自殺の方法と、その後の自殺のリスクの関連を、スウェーデンの全国的な長期コホート研究を実施したとのこと。

調査対象は、1973年から1982年の各種病院など施設の入院患者のうちに、過去に自殺未遂歴のある人4万8,649人に対し、2003年までの自殺状況を調査した。

んで、調査期間中にも約12%の5,740人の人が自殺を実行したそうです。
その自殺について調べたところ、以前に未遂に終わった自殺の方法によって、自殺のリスクには大きなばらつきがみられたとのこと。

首つり、絞首、窒息といった自殺をした人は以前にも同じ方法で自殺未遂をしていたものが多く、首つり、絞首、窒息といった自殺未遂者の男性の54%(258人)、女性の57%(125人)が後に自殺に成功して、87%(333人)は未遂後1年以内に目標を達成していた。

これ以外の自殺未遂の人たち(ガス自殺、飛び降り、拳銃、入水)は、首つり、絞首、窒息といった自殺に比べてその後の自殺実行については確率は低かったけど、それでも注意は必要。

自殺成功者のほとんどが、未遂に終わった自殺の方法と同じ方法で自殺に成功していて、たとえば首つり自殺に失敗した自殺未遂者はその90%以上が、再度首吊り自殺を敢行し、自殺に成功。

まとめ

以上、首吊り自殺についてまとめると、

・使用する道具はなるべく柔らかく首にピッタリとフィットするロープ、電気コード、包装用のヒモ、USBの充電ケーブル、ベルト、シーツ、タオルなど
身長より高い必要はなく地面に足がついた状態、座った状態でも実行可能
・一瞬で意識を失い短時間で死へといたる
・死体は汚いと言われるが、死体が汚くなるのは極稀なケース
・失敗した時は後遺症が残り車椅子生活になることも
・首吊り自殺未遂歴のある人は、1年以内に再度首吊り自殺を実行し成功するという調査結果

死にそびれたら後悔する死に方をするくらいなら、自殺を実行できるほどの行動力があるなら、その行動力を、まず幸せに生きることに使って見てからでもいいんじゃないでしょうか。

実際私も、自殺を計画するくらいまで精神的に追い込まれたことがありましたが、そのことを通院している精神科の主治医に話したりして、ある意味救われた経験があるのですが、そのときに「確実な自殺方法」を知っていたことにより、「やるだけやってから、言いたいだけ言ってから死ねばいい」とドライに考えることができたので、結果的にまだ死なずにいますし、今でも「いつでも死んでやる」って気持ちで生きてます。

人生辛い・・・でも死ぬ前に誰かに相談してみたら・・・?

 

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