WORK うつ病

うつ病のWEBデザイナーが再就職したときの体験談

2018年12月5日

うつ病で4回会社を辞めました、皆川(@minagawa_osamu)です。

私の場合、2011年発症、なんやかんやで2018年の今でも再発を繰り返しどうにもこうにもダメだなあという状態でもう独立しちゃえって感じで今に至りますが、うつ病での休職期間、傷病手当の受給期間を経て、その後何度か再就職をして、やっぱり再発して辞めてしまっています。

そのときのことを「自分は治った!寛解した!もう鬱じゃないよ!元気だよ!」ってことで、復職ではなく、他の職場への再就職を考えてる方のお役に立てればと思い、自分の再就活経験のことをお話しようかなと思います。ちなみに自分は元の職場へ復職はしていないのでそれについてはなんとも言えませんが、同じことが言える部分もあるかもしれません。

先に言いたい、うつ病からの再就職について

うつ病からの再就職は困難と言われます。言われますというか、つらい日々が続きました。そりゃそうです、健常者でも再就職なんて簡単にできるもんじゃない。何社も面接を受けて何社も断られて心が折れそうになるでしょう。それがうつ病の方だったら死ぬほど辛くて「どうせ自分なんか世の中に必要とされてないんだから」と自殺も真剣に考えてしまう始末です。

「自分は治った!寛解したから大丈夫!」と思ってる方もいるかも知れませんが、うつ病の再発の危険性は十分にあります。うつ病再発の割合は60~70%にも至るそうです。確率はかなり高いです。

まあ自分もそうでしたから、自分に自信をなくし、それでもなんとか這うように面接を受けて、運良く再就職にありつけましたが、それ以上はメンタル的に無理と諦めていましたから。

ハローワークとネット求人サイトで探しました

とりあえずハローワークへは行きました。失業保険のこととかもあるので。自分の場合はWEBデザインやインターネットのスキルを活かした仕事がしたくて、というかそれしか手に職がないのでそういう職場を希望するわけですが、その手のIT関係だとネット求人サイトもたくさんあるので両方でいい案件を探していました。

今はハローワークに登録すれば自宅でもハローワークの求人を検索できるので便利です。応募はハローワークに行かないとダメでしたが。
活用したネット求人サイトは

・リクナビ
・en
・Find Job

これらにハローワークも加えて探しましたが、結局ネット求人サイトには求人内容や条件などがより詳しく書いてあり、写真なんかでオフィスの雰囲気も見せてくれてるところもあり(よく見せようとイメージよい写真を使用しているのですが)、眼がいくのはネット求人サイトでした。

ネット求人サイトからのエントリーはもちろんWEB上から可能ですので、ユーザー登録して一通り履歴書、経歴書を入力。最初は「ネガティブな内容を書かないこと」と「自分を良く見せようと見栄をはらないこと」を注意して入力しました。

これが正解かどうかは不明ですが、まずは面接で会ってもらわないとどうにも話は進みませんので。そして当初はうつ病であることはクローズで応募しました。「うつ病=ネガティブ」と捉えられて門前払いを喰らいたくなかったので。
そして自分の場合は、まずは一度に何社にも応募せず、一社ずつ送っていました。何社も同時に送って同時にお断りされると多分メンタル大崩壊してしまいそうだったので。

いわずもがな何社も断られてメンタルが慣れてきたところで、数社同時に応募して面接も掛け持ちで行けるようになって自分に自信も付きました。

面接を受けるときのメンタル対処

さていざ面接となると、緊張はするものですが、「どうか雇ってくださいぃぃ!」って気持ちで行くから余計に緊張したんだと思います。「失敗したら自分は最悪最低のダメ人間だ!生きてる価値はこれっぽっちもない!」ってなりますね、うつ病なんだもん。ほんとはそんなことないし、縁がなかっただけで次また探せばいーじゃんって言いたくなるけど、メンタル打ちのめされてしまってそういう思考には絶対なれないんです。だってうつ病なんだもん。

じゃあどうするの?って話ですが、何社も面接を受けて打ちのめされて、最終的には開き直って最後の会社には

「御社にとってこれがラストチャンス」「こっちが会ってあげるんだ」「相性が会えば仕事してやってもいいよ」

という気持ちで面接に望んでいました。うつ病のこともオープンにしました。

結果論ですが、雇う側、雇われる側はやはり対等な立場であると考えて面接に望むべきだと思います。

自分の場合はうつ病であることをオープンにして、それを承知のうえで採用してもらえたことは、その後その職場で働く上でもうしろめたさというかそういうものもなく、気持ちの上で安心して仕事をすることができました。

じゃあ、うつ病であることをオープンにしたほうがいいのか?と問われると、それは一概にそうとは言えないと思います。うつ病であること・うつ病であったことを知られることがすごいストレスに感じてしまう性格であれば逆にマイナスであるかもしれませんし。

ただ、多分というか、うつ病もだいぶと社会に認知されているのかなあとは思うので「うつ病だから」という理由で不採用ということにはならないと思います。ただし、治ってないのに「治った」というのはマイナスでしかないと思います。

やっぱり再発に気をつけてほしい

先にも書きましたが、うつ病の再発の確率は60~70%とかなり高い。「自分は大丈夫!」と思っている人も十分に注意してもらいたい。
以前「うつ病になりやすい職場環境を考えてみた-仕事が辛い人は注意」という記事にも書きましたが、自分の場合は以下のようなストレスでうつ病が再発し、何度か仕事をやめました。

1.通勤ストレス
2.人間関係のストレス
3.多すぎる残業
4.やりがいのない仕事
5.スキルに見合わない仕事

詳細については「うつ病になりやすい職場環境を考えてみた-仕事が辛い人は注意」をみてください。

これら以外にも、人によってはいろんなストレスパターンがあって当然と思います。
仕事を長く続けられる方法は、そういったストレスの少ない職場環境であることが第一条件ではないかと考えています。

私の場合、うつ病をオープンにして再就職したと先にも述べましたが、結果的に人間関係のストレスが大きすぎて、再度うつ病のダークサイドのどん底に落ちてしまいました。

その時の状況は「WEBデザイナーがうつ病を発症したときのこと⑤ ~また転院・再就職・また再発・離職~」という記事に記していますので興味がありましたら読んでみてください。

https://minagawa.design/blog/utsubyo/utsu05/

「結局、うつ病はうつ病になったものにしか理解してもらえません」

というのが私の意見ですが、ただの恨み節のような気もするので、個人の意見として聞き流しといてください、すみません。

つまり何が言いたいかというと、自分はどんなストレスに弱いのか、どんな状況に置かれるとストレスを感じてしまうのかというのを理解し、そういった職場を選ばないようにするというのが、大事かと。

無理なら仕事は辞めてもいい!

まあ運良くいい会社に出会えればいいですが、そうでない場合、自分にとってやばい職場だった場合、「再発するかも」って思うような職場であれば、辞めることも視野に入れたほうがよいです。うつ病の人は我慢して頑張ってしまう傾向にあると思います。「すぐに会社を辞める人間はダメ人間だ」ってのは思い込みです。辞めていいんですよ、

だから試用期間てのがあって、お試しでやってみてダメだったら「今回はご縁がなかったということで」って、思ってたんとちがーう!って辞めていいんですよ。会社が試すんじゃない、あなたが会社を試すんですよ。

そういう風に考え方を変えていくのは、難しいことかもしれませんが、他の楽しそうな人たちって案外そういう考え方で楽しく生きてるんじゃないかなーって思います。私もうつ病だからそこの真偽はわかんないけど、多分そう、って思い込んで。

お金と命、どっちが大切ですか?

お金の心配はもちろんあります。わたくしもお金が心配です。
しかし、無理して働き続けることは、命の心配があります。死にますよ。きっと自殺しますよ。

お金と命、どっちが大切ですか?

死んだらお金も命もどっちもなくなりますよ。

そんな命を削るような仕事はすぐ辞めて逃げなさい。

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