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うつ病だけど就職するときはうつ病であることを隠す?15社くらい面接してみた話

2019年9月28日

うつ病、隠す?

「うつ病」オープンにすることに抵抗がある人もいれば、隠すことで後ろめたい気持ちになる人もいます。
うつ病は就職が難しいんじゃないか、不利なんじゃないかという不安もあると思います。

わたくしはうつ病で4回会社をかわり、現在フリーランスでやっています。
なので過去にうつ病を患いながらの再就職を3回経験しているのですが、そのうち1回はうつ病であることを「隠す」という選択をして面接を受けました。

ちなみに面接だけならだいたい15回ほどですが、採用応募についてはその2倍30社以上には応募しています。

結論から言うと、私は「うつ病」を隠さずオープンで就職したほうがよかったです

なぜ?っていうのを今回は語りたいと思います。

なぜうつ病を「隠す」といいと思うの?

うつ病に対する偏見

うつ病になりたての頃って、「まさか自分が」とも思いましたし、自分自身もうつ病に対しては偏見がありました。

・暗い
・仕事ができない
・コミュニケーションがとれない
・マイナス思考
・自殺するかもしれない

とかいうネガティブなイメージがいっぱいありましたし、他の精神疾患の症状とごっちゃになって認識してたりしてました。

自分自身がそうだから、他の人もきっとそういうイメージや偏見を抱いている人は結構いるんじゃないかなあ?

ここ最近では「うつ病」という病気も認知されてきて、さまざまな偏見や誤解は減ってきているとは思われますが、「障害」としてはまだまだ受け入れられていないんじゃない?という感触です。

また、私の場合は人間関係がうつ病の原因でしたので、基本的に人間不信なところもあり、面接の際にうつ病であることを言うべきか言わざるべきかっていうのは相当悩んだ経験があります。

うつ病をオープンにする選択で就職したとき

最初に転職活動のときは、当初はうつ病を隠して面接を受けていましたが、全て不採用でした。
散々悩んだあげく、

「もうどうせ不採用なら一度うつ病をオープンにしてみよう」

ということで、オープンにして面接したデザイン事務所に運良く採用されました。
たまたまそこの社長もうつ病経験者で、理解があったことが採用にもつながったのかなあという感じです。

ただ、当時は「うつ病はもうほとんど治ったからバリバリ働ける」と思っていたのですが、いざ働きだすと通勤やストレスに耐えきれませんでした。

新しい職場で働くのって、健常な人でも最初は結構な精神的ストレスがかかるもんですけど、当時の自分のうつ症状の状態ではそれに耐えきれるほど回復はしてなかったんですね、今思えば。

結果、うつ症状が悪化して3ヶ月で退職してしまいました。

うつ病を隠す選択で就職したとき

それからしばらくして、生活もあるのでなんとか働かなきゃいけないので再度転職活動をして、WEB制作会社に採用されました。
そのときは完全にうつ病を隠す選択をして転職活動を行いました。
(前の会社が結局続かなかったのはうつ病をオープンにしたからかも)
とも思ったので。

しかしその会社で働きだしても、かかるストレスは同じで、さらにうつ病を隠してるわけですから誰にも理解されないし、隠すという行為にうしろめたさもありました。

就業中はなるべく健常者を装うのもしんどかったし、しょっちゅうトイレに行って個室に入って膝を抱えてしゃがみこんだりしてました。

そこまで精神的に無理して働く必要もなかったんですけど、お金も収入もなかったし家族もいたのでがんばらなきゃっていう気持ちだけでなんとか頑張ろうとしましたが、結果的に1ヶ月で逃げるようにやめちゃいました。

「隠す」ことで考えられるリスク

隠すことがそのものがストレスの原因になってうつ症状の悪化につながるというのはもちろんですが、採用情報の募集要項に「心身共に健康である人」と謳っている場合もあります。

その場合、「うつ病であることや、過去にうつ病で退職したことを隠して就職して、あとから発覚するとどうなるの?」という心配もありますよね。

「うつ病が原因で会社に大きな損害を与えてしまったらどうしよう?」という場合なんかを考えてみると、もちろん解雇される可能性はあります。

最悪の場合を想定して、裁判沙汰となった場合の会社の言い分としては「会社に甚大な損害を与えた」「入社時に経歴詐称があった」などとなり、こちら側としてはうつ病で精神的にも弱っていて思考力も低下している状態に、そう言われてしまうと何も言えなくなってしまいますし、弁護士の先生におまかせするしかない状態になると考えられます。

現実的に考えると、裁判沙汰にすると会社側としても時間やお金がかかってしまったり業務へのよくない影響も考えられるので裁判までもっていくなんてことはよっぽど甚大な損害じゃない限りありえないでしょうが、そこまで大きくないミスを犯してしまった場合に会社側が「うつ病が原因」と認定した場合は、「自主退職を勧告」されるかもしれません。

隠すことでおこりえる仕事上のミスとそれの責任の所在等については健常者でもなんらかの責任を負うのが当然ではあるのですが、うつ病を隠していたという事実があると、前述の通り会社側の言い分の一つになるのはもちろんなのですが、大事なのは「こちらの精神的ダメージが大きい」ということだと思います。

うつ病の方ならきっと「あのときうつ病であることをちゃんと言っておけばこんなことにならなかったのに・・・」といったネガティブ感情の反芻思考に陥ってしまってさらにうつ症状が悪化して辛い目に遭うことが予想されますよね。

極稀なケースかもしれませんが、そういった心配事を抱えながら仕事をすることもミスの原因にもなります。

経験的にはオープンで就職したときのがよかった

3回目の転職では、やはりうつ病はオープンにし自分の精神的なストレスのない職場を優先した採用応募にこだわって、自宅から近く作業も楽で残業もほぼないという優良環境と思われる会社に就職できたのでそこでは3年くらい続けることができました。
のちにひどいパワハラやモラハラをうけてうつ病が再発してやめてしまうんですけどね。

ですが、過去3回の転職経験から申し上げると、うつ病であることは隠すより公開して就職した方がよい可能性が高いと思います。

理由は

・うつ病への理解を得られる会社の可能性がある
・「隠す」ことへのうしろめたさがない
・調子が悪いときも「うつ病だから仕方ない」と思ってもらえるかもしれない

という感じです。

もちろん、そんな都合の良い会社がほいほい見つかるとは思えませんが、うつ病であることを隠す就職活動をしていては、そんな良い環境の職場に出会える確率はぐっと下がります。

なので、採用応募の段階でうつ病であることを応募の際の備考欄にでも「現在うつ病の治療のため通院中」と一文追加しておいて、その上で面接通知を送ってくる会社だけを選択して就活した方がぐっと確率はあがります。

もし現在、就活でうつ病であることを隠すかどうか迷ってらっしゃるなら、私は絶対「公開する」方をおすすめします。
働きだしてからの精神的な負担が全然違います。

私の場合はリクリートサイトなどで自力で頑張って再就職先をさがしましたが、うつ病などで就職困難な人の就職をサポートしてくれるサービスがあるので、もしよかったら利用してみてもいいんじゃないでしょうか。





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