うつ病 メンタルヘルス

コミュ障でうつ病をどうしたらよいのだろうって話

2019年3月27日

Circle of paper people on abstract background

うつ病になりやすい人のイメージって、「ネガティブ」「ナイーブ」「繊細」とかのイメージがありますよね、実際そうだと思います。

ネガティブな感情の持ち主は相手の心を察したり人の心に寄り添う能力が高いので、人の気持ちがわかる感受性の高い人なのです。

しかし、逆に人の心を深く読みすぎて人から言われたことを気にしすぎたり深く考えすぎたりして神経過敏になったり反芻思考に陥ったり、それがストレスになったりしてうつ症状悪化の原因にもつながるんですね。

コミュ障はうつ病になりやすくうつ病になるとコミュ障に

でも、研究によるとうつ病や、抑うつ状態になると、逆に鈍感力が高まるということらしいです。

いい意味に言うと「人から何か嫌な言われてもすぐに忘れて立ち直りが早い、前向きな精神力」になります。

うつ病の人にとって防衛本能的に鈍感力が高まっているのでしょうが、悪い側面もあり鈍感であるがゆえに「他人の感情がわからなくなる」「空気が読めない」などの負の側面もあって、それが原因で人間関係が悪化したりして、コミュニケーション能力が低下するということがおこるとのこと。

もともと持ち合わせている繊細で敏感な感情がゆえにメンタルが冒されたりしているので、うつ病によってその感覚を鈍らせようとしている防衛本能なのかもしれません。

しかしそれでは困りますよね、人間関係をうまくできないと、社会復帰も難しいです。
実際わたくしも人間関係が原因で会社を4度やめていますから、次どこかに就職したとしてもまた人間関係で苦しい思いをするんじゃないかというトラウマに駆られる次第でございます。

じゃあ「他人の感情に鈍感になることは防げるのか」っていう実験がイギリスのバンガー大学で行われたそうです。

イギリスのバンガー大学のコミュ障に関する実験

40人の学生を20人ずつにわけて、片方のグループには8週間マインドフルネスを行ってもらって、もう片方のグループにはなにもしない。8週間後に脳の状態を測定し、「ストレス度」「共感能力」「幸福度」などを、脳波測定も行って調査しました。
ちなみにマインドフルネスには「.b(ドットビー)」というプログラムを使用したそうです。

実験では、被験者に「幸せそうな顔」「ふつうの顔」「悲しそうな顔」の顔写真をランダムに見せて、幸せそうな顔の時はハッピーボタンを押す、悲しそうな顔の時はサッドボタンを押す、といった内容。
このとき脳のERPS(他人の感情を読んだ時に出る脳波)の反応速度を測り、マインドフルネスを受けた人とそうでない人の速度の違いを調べました。

その結果、両グループで「ストレス度」「共感能力」にほとんど差はなかったそうです。
えっ?そうなの?効果ないの?て話ですが、差があったものがありまして、「幸福度」がマインドフルネスグループの方が高いとのこと。
そして「ERPS反応速度」にも差が出ていて、マインドフルネスグループの方が他人の感情を読んだ時に出る脳波の反応速度が速かったという結果でした。つまり他人の気持ちにより速く反応できるようになっていたってこと。

つまり、ストレス度とかは8週間では変わらなかったけど、他人の気持ちにより速く反応できるってことは人間関係でコミュニケーション能力が上がったと考えることができるんじゃないの?って結論づけたみたい。

共感能力が上がってないのに、コミュ力上がるってどういうことって話だけど、ただ、自分の感情とか他人の感情とかに反応しやすくなるのは間違い無いでしょう。
他人の感情に反応しやすくなるのは「気が利く」ってことだし、自分の感情に反応しやすくなるってことは自己コントロール力につながる。
また他人の感情に反応できるってことは、その感情に合わせたコミュニケーションができる=コミュ力が上がる=コミュ障どうにかなる!って理論。だそうで。

なので、「マインドフルネス」がうつ病のコミュ障に効果があるんじゃないかと。

マインドフルネスってなんなの?どうやるの?

マインドフルネスは、今現在において起こっている経験に注意を向ける心理的な過程であり、瞑想およびその他の訓練を通じて発達させることができる。マインドフルネスの語義として、「今、この瞬間の体験に意図的に意識を向け、評価をせずに、とらわれのない状態で、ただ観ること」といった説明がなされることもある。

と、Wikipediaにありますが、つまり

「過去や未来にとらわれず今現在の'ありのまま'の自分に集中すること」

今時分の抱えてる問題や悩みを一旦脇において、ただここに存在しているということだけを感じるようなこと。

といっても、ず~っとそういった心で生きるということじゃなくて、1日10分とかそれくらいでいいんで、そのように集中する時間を持つことで心が穏やかになったり、集中力がアップしたりと、心の整理整頓をしましょうよって感じですね。

具体的にどういうことをすればいいかというと「瞑想」「ヨガ」がもっともポピュラーです。

座っても寝転んでもいいんで、静かに目を閉じじっとして何も考えない、心を無にする、いわば「座禅」のようなもんです。

といっても、「何も考えない」って難しいですよね。

なので、私の場合はこういったことを考えたりします。

・「何も考えない」ってことだけをずっと考える
・1から順番にゆっくり数を数えて途中数がわからなくなったらまた1から数える

雑念や余計なことを考えないようにするんですけど、最初のうちはなかなか難しかったですけど、ちょっと続けると慣れてくるので。

他にもスマホアプリで「瞑想」「マインドフルネス」とかで検索すると、いろいろヒットするので自分にできそうなアプリをダウンロードして試してみるといいかも。

まとめ

うつ病になったりうつ状態に陥ったりすると、他人のポジティブやネガティブな感情に気づきにくくなってコミュニケーション能力が下がり人間関係が苦手・コミュ障になるけど、マインドフルネスの瞑想などをおこなって、他人の感情や自分の感情に速く気づけるようになれば、自分がへこんでるときなどに助けてくれる人間関係は残ってくれるよ。ってことですね。

マインドフルネスはスマホアプリなどでもあるのでダウンロードして使用してみてもいいですね。
わたくしは「寝たまんまヨガ」ってやつをつかってます。気持ちよくて寝落ちしちゃうよ。

あと、瞑想はコミュ力だけじゃなく、自己コントロール力を高めることにも効果あります。逆に自己コントロール力を高めることも、人間関係を克服する方法かも。

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