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飛び降り自殺で確実な高さは20m以上、落下中の恐怖・痛みはなく、生存率も低いって話

2019年5月1日

ダイビング

飛び降り自殺とは

飛び降り自殺は「痛い」「怖い」といったイメージがあるけど、痛みも不安も恐怖もなく、それどころかむしろ気持ちがいいという説もあります。

実際に転落事故などで「落ちた」体験のある人たちの話を総合すると、飛び降り自殺も、首吊りに匹敵するほどの確実な自殺方法

飛び降り自殺は首吊り自殺に次いでよく選ばれる自殺方法で、特に青年や少年、なかでも女性が飛び降り自殺を選択するケースが多く、女性の10代までの自殺者の30%は飛び降り自殺とのこと。

古くから飛び降り自殺といえば、華厳の滝や東尋坊などの高い崖の上から転落死する方法としてありましたが、ビルからの飛び降り自殺は高層ビルが建ち始めてから世間に浸透した自殺方法で都会的・現代的な自殺方法と言えます。

飛び降り自殺に必要な条件

地上20m以上の高さ

ビルからの飛び降り自殺の場合、飛び降りる場所から落下地点までの高さと、落下地点の状況によって生存率が違ってきます。

地上20mというと、ビルのフロアでいうとだいたい7〜8階くらい、それ以上の高さからの飛び降りだと生存率はかなり低い。

中途半端な高さだと生存率は上がりますが、命はなくならずとも大怪我をして後遺症や障害が残り、悲惨な人生になる可能性もあります。

2019年5月4日(土)白昼の大阪・梅田大丸百貨店のビル屋上から女性と思われる人が飛び降り自殺したとみられる件では、大丸梅田店の最上フロアは15階なので高さ的には充分だったことがわかります。

しかし地上15階以上ともなる超高層ビルだと、落下地点が隣のビルの屋上であったり中層フロアの屋上スペースなどに落下して一命をとりとめるようなケースも考えられます。

一般的に言われている飛び降り自殺の高さは以下のとおりです。

高さ10m(ビル3F)からの飛び降り→着地面が舗装道路やコンクリートだと生存率は低い

4Fか5Fからの飛び降り→生存率は50%

10Fから11Fからの飛び降り→生存率はほぼ0%

45m以上、水面の場合は75m以上からの飛び降り→生還例ほぼなし

20階以上の高層ビル

落下地点はコンクリート

そして地上20m以上でも、落下地点の状況によっては助かることもあり得ます。

落下地点がコンクリートの地面であればまず助からないようですが、土や植え込みなどがあるとクッションになって致命傷には至らない。

実際アメリカで28mの高さから落下した人が花壇に落下し、肋骨一本と右手首骨折という軽傷で済んだという事例もあります。

また、落下地点に車があっても、車はクッションの役割を果たします。

名古屋でデパートの屋上から飛び降りた男性は停車中の車のボンネットに腹ばいになって落ち、全治3ヶ月のケガで済んだとのこと。

他にもカーポートの屋根やトタン屋根、家屋に落下してもショックを吸収して死に至らないこともあります。

コンクリート

 

落下中の障害物

また途中の木の枝に服が引っかかったりした場合、落下速度が減速されて致命傷にまでならないこともあります。

新宿のカプセルホテルの7階から飛び降りた男性は途中の街灯にぶつかって体の方向がかわり足から落下したため、左肩と骨盤を骨折しただけで命に別状はなかったそうです。

目立たない場所だと発見されにくい

落下して即死に至らなかった場合では、すぐに発見されて病院へ運ばれ一命をとりとめるケースもあります。

その場合は命に別状はなかったとしても、手足を失うとか重篤な後遺症によって大変な生活をしいられてしまうことも考えられます。

逆に目立たない場所で飛び降り自殺をして、遺体が1年以上も発見されなかったというケースもあります。

崖からの飛び降り自殺の場合

崖から飛び降りる場合は、不確実性が伴います。

高さ60mの崖から飛び降り心中したふたりの女子中学生の場合だと、ひとりが死に、ひとりが6カ月のケガを負って助かったというケースがあります。

同じ条件で飛び降りてもこれだけの差が生じるのは、自然の地形は均一でなく様々な不確定要素があるため、木の枝にひっかかったりとか、地面の硬さであったりとちょっとした差で生死がわかれる可能性があります。

飛び降り自殺中、意識はあるのか?

飛び降りて、落ちているときの意識はどういうものか、痛みは感じるのか、という疑問。

ビルの4階から飛び降りて助かった54歳の男性は、「怖いという気持ちはなかった。自然にね、からだがスーッとベランダの柵を越えとった。地面に着いたとき、痛みを感じてたかどうかは覚えてない。自分が地面に倒れとったことだけは覚えているんやけど」と語ったそうです。

また落ちている、まさにその瞬間の意識については、「飛び降りて地面に着くまでの間に、当たり前やけど地面が近づいてくるわけですよ。それで頭から落ちるのか、それとも足から落ちるのかと考えてしまって、たぶん顔から落ちたら嫌だと思ったんやろうね。自然にね、両手で顔を覆ってました」とのこと。

高所から氷河の岩に墜落して生還したある男性は、「巨大な翼に乗ってしずしずと降りていくように感じ、落下している間の意識はあった。恐れることもあわてることもなく、静かに我が身のこと、家族の将来のことを考え、様々な思いが稲妻のように胸中をすぎていった。 落ちた後は、呼吸も失わず少しの苦痛もないままに意識を失った。落下の際、断崖の岩や氷塊に頭と手足をぶつけて、ところどころ負傷したが、これも感じなかった。この瞬間ほど愉快なときはなかった」と語っています。

このように、事故による転落体験例は、枚挙にいとまがないほど報告されていて、これらに共通しているのは、まずゆっくりと落ちているように感じ、意識が非常に明確で、不安や恐怖がまるでなく、夢を見ているように気持ちがいいこと。

この間に子どものころからの記憶が走馬灯のように頭を駆けめぐることもしばしばで、ときには神々しい光が見えたり、落ちている自分自身の姿を上から見下ろしていることもあるそうで、よく聞く臨死体験と同様の体験をするようです。

落ち方による違い

ある医学者の研究によると、飛び降り自殺の場合、足から落ちる人がもっとも多いらしく、足から落ちた場合は、60%の人が頭に外傷を負い、30%の人が脊椎を骨折し、肝臓と肺の損傷がそれぞれ20%、心臓破損が25%の例が見られるそうです。

続いて多いのが頭からの落下で、この場合は頭蓋骨骨折や脳の損傷、肋骨の骨折が頻発し、腕や脊椎の骨折や肺の損傷も多く見られる。

続いて尻から落下、横向きの状態で落下する場合が多い。

このようにどこから落ちるにしても、多くの場所にケガを負うことが多く、飛び降り自殺者全体では、頭・腹・手足など3カ所以上に損傷を受ける場合が70%近くあります。

特に頭や胸を負傷することが多く、70%以上の人がここに致命的なケガを負い、また心臓は落ちたときの慣性で大きく動くので、ここにつながった大動脈が切れてしまう場合も多い。

こうして頭蓋骨骨折、全身打撲、内臓破裂、出血多量などが直接の死因になります。

落下地点に人がいた場合

落ちた所に人がいた場合は複雑な問題が起こります。

通行人の上に落ちて助かるというケースもありますが、下にいる人にケガをさせると高額な賠償金を請求されます

下に停車してあった車の上に落下し、車に乗っていた男性は首の骨を折って脚から下が麻痺してしまい、遺族は2億円の損害賠償を請求されています。

1992年の11月にデパートの8階から飛び降りた男性が、下で友達と話していた高3の少年の上に落ちて間もなく死に、この少年も4日後に死んだという事件もありました。

その他、自殺に関する考察

2019年5月4日(土)大阪梅田の白昼の飛び降り自殺

自殺で確実なのは首吊り自殺。方法とメリット・デメリット、失敗した時のリスクとおすすめしない理由

なぜ、自殺はなぜ悪いことなのか?

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